ジョン・フォードが、ジャック・フォード名義で監督した作品。ワイオミング州のカウボーイ、シャイアンはヘレンと婚約し幸福の絶頂にいた。ところがニューヨークからやってきたソーントンにそそのかされ、駆け落ちしてしまう。シャイアンはヘレンを捜索するために上京するが…。のちにフォードが得意とした西部劇の要素がすでに見てとれる。
かつて大陸横断鉄道建設を夢見る測量技師の父をインディアンに殺されたディヴィは、父の悲願を叶えるべく鉄道建設に参加する。東西から同時に着工されたアメリカ大陸横断鉄道施設をめぐって、インディアンの妨害、鉄道建設の資金難、幼馴染みで建設会社の令嬢との恋、土地売買の陰謀と様々な物語が交錯する。
1877年のアメリカで大統領グラントは、ダコタ州のスウー族の土地を白人に解放する声明書を発表した。平原を幌馬車で移動していた名の知れたお尋ね者の3悪人、ブル、スペード、マイクは、襲撃に失敗した馬車に乗っていた父をならず者に殺された娘リーと出会う。三人はリーを守るために自らの身を投げ出す。
4人の息子に恵まれバイエルンで平穏な暮らしを送っていたベルンレ夫人だが、第一次世界大戦が始まったことにより、長男と次男は出征先で戦死し、階級社会を嫌う三男はアメリカに渡り、残った四男も召集がかかり米軍との闘いで戦死してしまう。終戦後、1人残され寂しく暮らしていたベルンレの元に、アメリカで結婚し子供ももうけていた三男から迎えの手紙が届く。
ドン・バーンのアイルランドを舞台とした小説の映画化。コンノートはダーモットと恋仲であったが、死に瀕した父の頼みにより、彼女はダーシーとグレンマリュアーの寺院で深夜結婚式を挙げる。しかし、父の死後、結婚生活はうまく行っていなかった。そして、フランスから帰ったばかりのダーシーは、托鉢の装いをした見覚えのある男に尾行されて恐怖に慄いていた。