ヘルムート・コイトナー監督特集
Helmut Käutner Retrospektive 2015
2015年6月30日(火)-7月4日(土)(5日間)
会場:ドイツ文化会館ホール
ドイツの映画監督であるヘルムート・コイトナー。彼は時代を反映したテーマで多くの娯楽映画を制作した。その商業的姿勢は後世の監督たちから批判にさらされたこともあったが、優れた娯楽映画を作り続けた監督として再評価が進むと同時に、今なお多くの観客を魅了し続けている。本特集では選りすぐりの10本を上映。
■上映スケジュール
※チケットと整理券は一回目の上映20分前から当日上映分を販売します。
6月30日(火)
17:00 | さようなら、フランツィスカ!(93分) |
19:00 | 短調のロマンス(ロマンツェ・イン・モル)(94分) |
7月1日(水)
16:40 | グローセ・フライハイト7番地(106分) |
19:00 | 橋のたもとで(95分) |
7月2日(木)
16:40 | あの頃は(98分) |
18:50 | 最後の橋(98分) |
7月3日(金)
16:20 | 悪魔の将軍(115分) |
18:50 | 雨の夜の銃声(103分) |
7月4日(土)
15:00 | 赤毛の女(90分) |
17:00 | グローセ・フライハイト7番地(106分) |
19:20 | ケペニックの大尉(89分) |
ヘルムート・コイトナー
Helmut Käutner
1908年、デュッセルドルフ生まれ。8歳でエッセンに移り住む。1928年から、ミュンヘン大学でドイツ文献学、美術史、演劇学を学ぶ。在学中、演劇に強く傾倒。その後、カバレット・アンサンブル Die vier Nachrichter のメンバーとしてドイツ、オーストリア、スイスの劇場を巡業。1936年より、ライプツィヒ劇場で俳優、演出家として活躍。1939年、「キティーと国際会議」で映画監督デビュー。英国寄りの作品という理由で上映禁止となる。以後、30本以上の映画を監督する。第二次大戦後、ハンブルクの放送局で放送劇の仕事にも従事。1960年代にはテレビ界にも進出し、俳優としても活躍した。