ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第19回 ソヴィエト・ウエスタン

2017年1月21日(土)、1月22日(日)
会場:神戸映画資料館

ソヴィエト映画を上映するシリーズ。第19回目の今回は、1970年代に作られたソ連版 “西部劇” 二作品を上映。

■上映スケジュール

1月21日(土)

13:30 『七発目の銃弾』(84分)
15:15 『光と影のバラード』(95分)

1月22日(日)

13:30 『光と影のバラード』(95分)
15:25 『七発目の銃弾』(84分)

■作品解説

七発目の銃弾

七発目の銃弾
Седьмая пуля
(1973年/84分/35mm)ウズベクフィルム

監督:アリ・ハムラーエフ
脚本:フリードリヒ・ゴレンシュテイン、アンドレイ・コンチャロフスキー
撮影:アレクサンドル・パン、ハサン・ファイジーエフ
音楽:ルミーリ・ヴィリダーノフ
出演:スイメンクル・チョクモーロフ、ディロロム・カムバーロヴァ、タルガト・ニグマトゥーリン

1920年代、中央アジアに権力を樹立しようとするソヴィエト政権は、“バスマチ(中央アジアのムスリム)”の攻撃を受けていた。捕虜となった部下の救出のため、主人公はわざと敵に捕まる。ソヴィエト・ウエスタンの代表作の一つで、バスマチは典型的な反革命の悪役としてよく登場した。ただし、ソ連崩壊後は一種の民族独立運動として再評価が進んでいる。

光と影のバラード

光と影のバラード
Свой среди чужих, чужой среди своих
(1974年/95分/35mm)モスフィルム

監督:ニキータ・ミハルコフ
脚本:エドゥアルド・ヴォロダルスキー、ニキータ・ミハルコフ
撮影:パーヴェル・レベシェフ
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
出演:ユーリー・ボガトィリョフ、アナトーリー・ソロニーツィン、セルゲイ・シャクーロフ、アレクサンドル・ポロホフシコフ、ニコライ・パストゥーホウ

1920年代初頭、ロシア革命によりソ連が成立するも国内戦の戦火が治まらぬ混乱の時代、革命を担って死闘を繰り広げる男たちを描いたアクション映画。赤軍兵士らが護送する金塊をめぐり、白軍や無政府主義者たちが入り乱れて激烈な争奪戦が展開する。列車強盗あり、銃火戦ありのソ連版 “西部劇”。『太陽に灼かれて』(1994)や『シベリアの理髪師』(1998)で知られるニキータ・ミハルコフ監督の長篇第一作。




■日本語字幕付き
■各回入れ替え制

■料金
一般=1200円(学生/シニア=1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員=1000円(学生/シニア=900円
アテネ・フランセ文化センター会員=1000円
※《割引》当日2本目からは200円引き

■会場

神戸映画資料館
兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5番1
アスタくにづか1番館北棟2階
078-754-8039

■主催

神戸映画資料館
アテネ・フランセ文化センター

■協力

ロシア映画社