ロシア・ソヴィエト映画 連続上映
第26回 ウズベキスタン特集

2019年3月30日(土)・31日(日)(2日間)
会場:神戸映画資料館

1991年にソ連からの独立を果たしたウズベキスタン共和国。独立前のソ連時代に国営のウズベクフィルムで製作された1960年代後半の2作品を上映する。

■上映スケジュール

3月30日(土)

13:30 『タシケントはパンの町』(97分)
15:25 『恋するものたち』(83分)

3月31日(日)

13:30 『恋するものたち』(83分)
15:10 『タシケントはパンの町』(97分)

■作品解説

タシケントはパンの町

タシケントはパンの町
Ташкент – город хлебный
(1968/97分/35mm)ウズベクフィルム

監督:シュフラト・アッバーソフ
原作:アレクサンドル・ネヴェーロフ
脚本:アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー
撮影:ハタム・ファイジエフ
音楽:アリベルト・マラーホフ
出演:ウラジーミル・ヴォロベイ、ウラジーミル・クデンコフ、バフティヨル・ナビエフ

体験をもとに書かれた児童文学の映画化。ロシア革命後の国内戦の時期。飢餓に瀕したヴォルガ河一帯の人々は、中央アジア穀倉地帯の豊かな町タシケント(現ウズベキスタン首都)を目指す。主人公の少年もその一人で、家族のためにタシケントに旅立つ。

恋するものたち

恋するものたち
Влюбленные
(1969/83分/35mm)ウズベクフィルム

監督:エリヨル・イシムハメドフ
脚本:オデリシャ・アギシェフ
撮影:ガサン・トゥトゥノフ
音楽:ボグダン・トロツュク
出演:ロジオン・ナハペートフ、アナスタシヤ・ヴェルチンスカヤ、ルスタム・サグドゥラーエフ

タシケントの寮に住む主人公は消防士。大規模火災の鎮火で出張するうちに、恋人の心は離れていく。一方、寮で同室のギリシャ人は、祖国へ戻って母と妹を見つける。脚本家自身とその周辺の人びとの実際のエピソードをもとに、自由な雰囲気にあふれる60年代の青春群像を抒情的映像で描き出すメロドラマ。




■日本語字幕付き
■各回入れ替え制

■料金
一般=1200円(学生/シニア=1000円
神戸プラネットシネマ倶楽部会員=1000円
アテネ・フランセ文化センター会員=1000円
※《割引》当日2本目からは200円引き

■会場

神戸映画資料館
兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目5番1
アスタくにづか1番館北棟2階
078-754-8039

■主催

神戸映画資料館
アテネ・フランセ文化センター

■協力

ロシア映画社