1980年代、全国的に8mm自主制作映画が絶頂期を迎える中、作品の完成度の高さからその名を広く知られる存在となった植岡喜晴は、その後、劇場映画デビューを果たすも商業映画界には戻らず、映画美学校に活動の場を移し、2022年4月に他界するまで、生涯8mmフィルムの自主制作にこだわり続けました。
今回の特集では、デジタル化した8mm作品を中心に上映すると同時に、唯一の劇場映画『精霊のささやき』を、国立映画アーカイブが所蔵するニュープリントで上映。
また、上映と並行して、多彩なゲストを迎えてトークを実施することで、異色の映画作家植岡喜晴の再評価を試みます。
※千浦僚さん（映画文筆）によるメッセージはPC版ページからご覧いただけます。
【トークゲストの追加決定のお知らせ①】
2月16日（金）Aプログラムのトークゲストに俳優の戸田昌宏さんが追加決定いたしました。
【トークゲストの追加決定のお知らせ②】
2月16日（金）Cプログラムのトークゲストに脚本家・映画監督の高橋洋さんが追加決定いたしました。
詳細はスケジュールをご確認ください。
13:30 Aプログラム
『ルック・オブ・ラブ』（108分／デジタル）
トーク：いまおかしんじ（映画監督）、葉月蛍（俳優）、瀬々敬久（映画監督）、戸田昌宏（俳優）
司会：千浦僚（映画文筆）
16:30 Bプログラム
『アカイヒト』（62分／デジタル）
『月へ行く』（35分／デジタル）
『恋のそよ風』（8分／8mm→デジタル）
『花子さんのこと』（15分／8mm→デジタル）
19:00 Cプログラム
『植岡喜晴メモリアル映像』（19分／Blu-ray）
『みかこのブルース』（17分／DVD）
『雑木林襲撃』（10分／デジタル）
『ストレート・ノー・チェイサー』（約30分 47分／デジタル）
『ヤクザと地底人間』（18分／デジタル）
トーク：宮田亜紀（俳優）、川井弥生（美術）、高橋洋（脚本家・映画監督）
司会：千浦僚
※『ストレート・ノー・チェイサー』は上映分数を約30分と表記しておりましたが、47分に変更となりました。
尚、開映時間の変更はございません。
何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
12:50 Dプログラム
『精霊のささやき』（90分／35mm）※プリント提供：国立映画アーカイブ
トーク：加藤賢崇（俳優・ミュージシャン）、一瀬隆重（映画プロデューサー）
参考上映：『エロス・なす娘』（24分／DVD）
15:55 Eプログラム
『眠れる森の吸血鬼』（60分／8mm→デジタル）
『WONDER WALL』（40分／8mm→デジタル）
『奇術師』（15分／8mm→デジタル）
18:20 Fプログラム
『夢で逢いましょう』（リマスター版／135分／8mm→デジタル）
トーク：手塚眞（映画監督）、増井公二（映画監督）、あがた森魚（ミュージシャン・映画監督）
＊入替制／自由席
＊1回目は先着順、2回目以降は整理券番号順での入場となります。
＊両日共、開場から1回目上映の間に『MUSIC HOUR』を上映します。
＊各回入替制／自由席
＊ゲストは急遽変更になる場合がございます。
［1回券］
一般＝1500円
アテネ・フランセ文化センター会員＝1000円
［1日券］
一般・会員共通＝3000円
［全作品鑑賞券］
一般・会員共通＝5000円
※チケットは1本目の上映30分前から当日上映分を販売します。
アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
03-3291-4339