ラ・パロマ

La Paloma 1974年(110分)

監督・脚本/ダニエル・シュミット

撮影/レナート・ベルタ

出演/イングリット・カーフェン ペーター・カーン

世界中で熱狂的愛好家を生み出した空前絶後の怪作。数々の紋切り型をちりばめ、移り気な御都合主義、荒唐無稽の限りを尽くしたこの映画は、歌劇、怪奇趣味、メロドラマへの偏愛を隠さない。青年貴族イシドールとキャバレーの歌姫<ラ・パロマ>ことヴィオラの“愛と狂気と死”の物語は“空想”のための単なる口実なのだろうか。