映画美学校海外ゲスト講師特別講義
「ストローブ=ユイレの継承と展開」
講師:ジャン=シャルル・フィトゥーシ(映画作家/フランス)
The Film School of Tokyo
Cours spécial de réalisation de film par Jean-Charles Fitoussi

2024年5月2日(木)
会場:映画美学校(渋谷)

ストローブ=ユイレ監督『今日から明日へ』『シチリア!』『ジャン・ブリカールの道程』などの助監督をつとめ『「シチリア!」撮影開始』という作品もある現代フランスの映画作家ジャン=シャルル・フィトゥーシ。2008年にアテネ・フランセ文化センターでも特集上映をしたことのあるフィトゥーシ監督が、せんだいメディアテークで4月27日(土)28日(日)に行われるストローブ=ユイレの影響を受けた映画作家たちの特集「21世紀のストロービアン・インターナショナル」のために来日。同監督の最新作『カヴァティーナ』も上映されます。
映画美学校では、フィトゥーシ監督をお迎えして特別講義を実施することになりましたのでお知らせいたします。

大変多数のお申し込みをいただいており、現在キャンセル待ちでの受付となっております。(2024/4/19)

■スケジュール

5月2日(木)

19:00 『カヴァティーナ』Cavatine (2023年/97分/DCP/英語字幕版)
監督:ジャン=シャルル・フィトゥーシ
※『カヴァティーナ』は監督の意向により英語字幕版での上映となりました。日本語訳の配布に関しては未定となります。(2024/4/24)
21:00 特別講義ジャン=シャルル・フィトゥーシ(映画作家/フランス)

ジャン=シャルル・フィトゥッシ
Jean-Charles Fitoussi


1970年、フランス・トゥール生まれ。エコール・ポリテクニークで理工学、哲学、建築を学ぶ。1994年より短編映画の制作をスタートし、1996年のストローブ=ユイレ監督作品『今日から明日へ』に助監督として参加。以後、2008年の『ジャン・ブリカールの道程』までストローブ=ユイレ作品に携わる。2001年には、ストローブ=ユイレ監督作品『シチリア!』の撮影現場を記録した『「シチリア!」撮影開始』を監督。2003年、長編劇映画デビュー作『私が存在しない日々』を発表。同作品はロカルノ国際映画祭、カンヌ国際映画祭などで上映され、高い評価を受けた。2006年、あえて解像度の低い携帯電話のカメラで撮影した『ローマ王のための夜想曲』をカンヌ国際映画祭批評家週間に出品、注目を集めた。2008年の『私は死んでいない』は35ミリ撮影190分の超大作だが、脚本は一切なしの即興で演出された問題作である。最新作は2023年に完成した『カヴァティーナ』。



■料金
一般:1500円(税込/予約制)
>>>予約お申し込みはこちら
※4/19現在、キャンセル待ちでの受付となります。

映画美学校受講生:講義の一環ですので参加自由です。但し、事前に映画美学校事務局に申込をして下さい(先着順定員制)。

■お問い合わせ・会場

映画美学校(渋谷)
東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS
03-5459-1850(受付時間(月ー土)12:00-20:00)

■主催
映画美学校
Nowsreel
アテネ・フランセ文化センター