アレクサンダー・クルーゲ特集2021
Alexander Kluge Retrospektive 2021

2021年3月20日(土・休日)−3月27日(土)(日・月休館)6日間
会場:アテネ・フランセ文化センター

定めなき女の日々

危急の際に中道は死

盲目の映画監督

ニュー・ジャーマン・シネマの旗手、アレクサンダー・クルーゲの特集上映。60年代から90年代までの映画とテレビ作品から、彼の足跡とスタイルの変遷を探る。『危急の際に中道は死』と『盲目の映画監督』は初の日本語字幕付き上映となる。

クルーゲの映像作品は、コラージュとコメンタリーの手法によって映像文化への批判と映画以前の視覚メディアへの憧憬を交差させる。今回の特集では60―80年代の劇場映画と90年代以降のテレビ作品をあわせてプログラミングし、クルーゲ独自のスタイルとその変遷に焦点を当てる。

渋谷哲也(ドイツ映画研究者)

上映作品の解説はこちら

■上映スケジュール
※チケットは1回目上映開始の20分前から、当日上映分を販売します。

3月20日(土)

14:20 『昨日からの別れ』(87分)
16:10 『定めなき女の日々』(87分)
18:00 『危急の際に中道は死』(86分)

3月23日(火)

16:40 『秋のドイツ』(119分)
19:00 『盲目の映画監督』(113分)

3月24日(水)

16:50 『愛国女性』(123分)
19:15 『サーペンタイン・ギャラリー・プログラム』(100分)

3月25日(木)

17:30 『昨日からの別れ』(87分)
19:15 『定めなき女の日々』(87分)

3月26日(金)

17:15 『危急の際に中道は死』(86分)
19:00 『秋のドイツ』(119分)

3月27日(土)

12:00 『愛国女性』(123分)
14:30 『盲目の映画監督』(113分)
16:45 『サーペンタイン・ギャラリー・プログラム』(100分)
18:30 トーク:渋谷哲也(ドイツ映画研究者)

アレクサンダー・クルーゲ

アレクサンダー・クルーゲ
Alexander Kluge
(1932- )

1932年生まれ。大学卒業後、テオドール・アドルノの社会学研究所の顧問弁護士を務め、アドルノの仲介により、フリッツ・ラング監督作品『大きなる神秘 情炎の砂漠』の撮影に参加。60年、ペーター・シャモニと共同で短編『石の獣性』を監督。62年、「オーバーハウゼン宣言」に参加する。以後、「若きドイツ映画」の中心的存在として、公的映画助成の実現や映画高等教育機関の設立に貢献した。66年、初長編『昨日からの別れ』でヴェネツィア映画祭銀獅子賞、続く長編第二作『サーカス小屋の芸人たち 処置なし』で同映画祭金獅子賞を受賞。78年、自身の提唱によりニュー・ジャーマン・シネマの監督たちとオムニバス『秋のドイツ』を制作。

映画理論家としても「映画とユートピア」(64年)、「言葉と映像」(共著、65年)などを発表。また、小説家として「履歴書」でベルリン芸術賞、「戦場の記述」でバイエルン州文学書賞、85年にはクライスト賞を受賞した。72年には、社会思想家としての主著「公共性と経験」(共著)を発表。

87年に個人テレビ局をdctpを設立し、知的でユニークな文化番組を数多く制作している。また既存の映画やテレビの枠組みに収まらない創作活動として、『イデオロギー的古代からのニュース/エイゼンシュテインの「資本論」』(2008)という9時間30分の映像作品を発表した。、現在のところ最新作の劇場映画『ハッピー・ラメント』(2018)をフィリピンのマルチタレント映画監督ケヴィン・デ・ラ・クルスと共作している。


【お知らせ】
新型コロナウィルスの感染拡大に伴う『緊急事態宣言』の延長などにより、日程や開映時間が急に変更になる可能性があります。
ご来場予定日の前日にインターネットでご確認いただくか、お問合せ下さいますようお願い申し上げます。

■各回入れ替え制
■全作品日本語字幕付き


■料金

一般=900円
学生/シニア=800円
アテネ・フランセ文化センター会員=
600円

■お問い合わせ・会場

アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
JR 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分
03-3291-4339

■主催

アテネ・フランセ文化センタ—
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