グリゴリー・アレクサンドロフ
Григорий Васильевич Александров


ソビエト・ミュージカル映画の開拓者。本名G・モルモネンコ。18歳でモスクワへ上京して参加した劇団で5歳年上のエイゼンシュテインと出会い、ともに演劇から映画界に移り、「メキシコ万歳」までの助監督や共同監督・脚本を務めた。1930年代、エイゼンシュテインとともに出かけた国外トーキー事情の視察から帰国してつくりはじめたミュージカル映画は、軽快な歌や音楽、諷刺のきいた脚本、奇抜なセットや特撮など、1930・40年代ソ連のごった煮娯楽映画の金字塔である。


過去の上映作品

十月 Октябрь 1928
全線(古きものと新しきもの) Старое и новое 1929
センチメンタル・ロマンス Сентиментальный романс 1930
メキシコ万歳 Да здравствует Мексика! 1932/1979
陽気な連中 Веселые ребята 1934
サーカス Цирк 1936
ヴォルガ・ヴォルガ Волга-Волга 1938