瀬々敬久


1960年、大分県出身。京都大学文学部哲学科在学中に16ミリ作品「ギャングよ、向こうは晴れているか」を製作。86年、獅子プロダクションに所属。主に片岡修二、佐藤寿保らの助監督を務める。89年、「課外授業 暴行(羽田へ行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている)」で監督デビュー。同年のピンク大賞新人監督賞を受賞。以後、「禁男の園 ザ・制服レズ(わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です)」(92)、「本番レズ 恥ずかしい体位(九月の堕天使)」(94)、などを発表。佐藤寿保、サトウトシキ、佐野和宏らとともに<ピンク四天王>と称され、都内単館劇場やロッテルダム国際映画祭などで特集上映が行われるなど、絶大な支持を集めた。97年、「KOKKURI こっくりさん」より一般映画を手掛ける。


過去の上映作品

少年版私慕情 国東 京都 日田 1982
ギャングよ 向うは晴れているか 1985
羽田へ行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている(課外授業 暴行) 1989
青空(獣欲魔 乱行) 1989
ココナッツ・クラッシュ(痴漢電車 りえのフンドシ) 1990
昭和群盗伝2 月の砂漠(破廉恥舌戯テクニック) 1990
ノーマンズ・ランド(猥褻暴走集団 獣) 1991
わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です(禁男の園 ザ・制服レズ) 1992
坊さんが屁こいた(未亡人 初七日の悶え) 1993
現代群盗伝(未亡人 喪服の悶え) 1993
九月の堕天使(本番レズ 恥ずかしい体位) 1993
迦楼羅の夢(高級ソープテクニック4 悶絶秘戯) 1993
End of The World(すけべてんこもり) 1995
夜、啼く蝉(終わらないセックス) 1995
来るべき光景(赫い情事) 1996
俺たちゃ二十一世紀の糞ガキタチ(牝臭 とろける花芯) 1996
生まれ変わるとしたら 1996
KOKKURI・こっくりさん 1997
雷魚(黒い下着の女 雷魚) 1997
汚れた女 1998
冷血の罠 1998
HYSTERIC 2000
NONFIX 廃墟シネマ 2000
トーキョー×エロティカ Tokyo×Erotica(トーキョー×エロティカ 痺れる快楽) 2001
超極道 2002
DOG STAR ドッグスター 2002
My Sweet Planet 2003
姦☆刑事 セクサロイドコップ 2003
BS FUJIドキュメント 同潤会アパート・記憶の継承 2003
ユダ 2004
肌の隙間 2004
NONFIX 幻の特攻基地 戦い、いまだ終わらず 2005
サンクチュアリ 2006
PETBOXシリーズ ネコと金魚の恋物語 2006