幸福

Счастье 1934年(65分)

監督・脚本/アレクサンドル・メドヴェトキン

撮影/グレープ・トロヤンスキー

出演/エレーナ・エゴロワ ピョートル・ジノヴィエフ

貧農フムィリの「幸福」の探求を通じて、農村における新旧勢力の対立を描いた寓話的コメディ。煽動宣伝映画の枠に収まらない綺想にあふれ、「最後のボリシェヴィキ」・メドヴェトキンの代表作となった。監督は1930年代初め、煽動列車をヒントに現像・編集・上映・電源設備などを備えた「映画列車」を組織したりもした。