盗まれた男

El hombre robado 2007年(91分)

監督・脚本/マティアス・ピニェイロ

撮影/フェルナンド・ロケット

出演/マリア・ビジャール、フリア・マルティネス・ルビオ、ロミーナ・パウラ

作家でありアルゼンチンの大統領も務めたサルミエントの著作「ファクンド−文明と野蛮」などに着想を得たピニェイロの長編デビュー作。博物館のガイドとして働くメルセデスは、親友の婚約者の浮気を疑い、ある策略をめぐらす。ブエノスアイレスを舞台に、モノクロの16ミリフィルムで撮影された愛と不実をめぐる物語。チョンジュ国際映画祭でグランプリを受賞。