リアーネ・ビルンベルクの工房と彼女の父ダーヴィット・バルフ・ビルンベルクの物語

Liane Birnbergs Werkstatt und die Geschichte ihres Vaters David Baruch Birnberg 2007年(38分)

監督/レナーテ・ザミ

リアーネ・ビルンベルクは画家であり収集家である。彼女は路上で様々な物を見つけてきてはそれを芸術に変える。カメラは6つの長いカットで、彼女の工房(アトリエ)を観察する。いろいろな形のオブジェや 絵画が工房の中に立てられたり寝かされたりして並んでいる。それぞれのカットは5分間持続し、リズミカルに切り替わるアップの映像によって中断される。全体像から切り取られた個々のディテールの映像は、時にかなりの接写で提示されることにより具象性を失って抽象的になる。 それと並行してダーヴィット・バルフ・ビルンベルクの物語が朗読される。ナチ時代、ユダヤ人であるために故郷から逃亡し、収容所での生活を経て、幸運にも帰郷を果たす。彼の死の直前に初めて娘リアーネに語った物語である。