最前線

Men in War 1956年(98分)

監督/アンソニー・マン

出演/ロバート・ライアン アルド・レイ

朝鮮戦争の最前線で孤立した歩兵小隊の移動と戦闘をスリリングで描くアンソニー・マンの傑作。一小隊の描写に限定し、極限状態で恐怖と不安にとらわれた兵士たちの張りつめた心理に肉薄し、見えない狙撃兵や地雷に苦戦しながらも、ついに敵軍のトーチカを奪取すべく激しい戦闘を繰り広げるようすを、ダイナミックかつ隙のない演出で描き出す。全編に漂うただならぬ緊張感は見る者を釘づけにする。