航空都市

Аэроград 1935年(82分)

監督・脚本/アレクサンドル・ドヴジェンコ

助監督/ユーリヤ・ソンツェワ S・ケヴォルコフ 撮影/エドゥアルド・ティッセ ミハイル・ギンジン N・スミルノフ 美術/アレクセイ・ウトキン ヴィクトル・パンテレーエフ 音楽/ドミトリー・カバレフスキー

出演/ステパン・シャガイダ(“虎殺し”ステパン・グルシャク) セルゲイ・ストリャロフ(その息子ウラジーミル) ステパン・シュクラト(グルシャクの親友ワシーリ・フジャコフ) N・タブナソフ(チュコトの青年) G・ツォイ(パルチザンの中国人ワン・リン) L・カン及びI・キム(サムライ=日本人秘密工作員) ボリス・ドブロンラヴォフ(破壊分子アニキー・シャバノフ)

極東シベリアで国境防衛の拠点建設に取り組み、富農や日本のスパイらの妨害と闘う人々の活躍を描き、ドヴジェンコ独特のトーキー演出を味わえる刺激的な冒険映画。前作『イワン』に対する「民族主義」との批判を受け、ウクライナを舞台とせず、ドヴジェンコが初めてモスクワで製作した作品で、愛国心が前面に押し出された。