ヴェルナー・シュレーター映画祭2015
Werner Schroeter Retrospektive 2015

2015年4月23日(木)-4月25日(土)(3日間)
会場:ドイツ文化会館ホール

アイカ・カタパ

ウィロー・スプリングス

マリア・マリブランの死

ニュー・ジャーマン・シネマきっての奇才ヴェルナー・シュレーター。映画作家として、オペラ演出家として、自らの芸術を追い求め続けたシュレーターの生誕70周年を記念し、代表作6作品を特集します。

解説番組
ヴェルナー・シュレーターの生誕70年歿後5年を機に、その人と作品について再発見/­発見せんとする試み。断続的シリーズです。
シュレーター映画祭の予習、復習としてご参考になさってください。

その1:シュレーター解説「Für Werner Schroeter」(61分)
荒井泰(研究者)、渋谷哲也(ドイツ映画研究者)、槻舘南菜子(フランス映画研究者)が、シュレーターや彼の作品について考える。
https://www.youtube.com/watch?v=-z3EYZCamDA

その2:作品解説「Für Werner Schroeter-02」(107分)
荒井泰(研究者)、渋谷哲也(ドイツ映画研究者)、清原惟(東京藝術大学大学院映像研究科所属)による、ヴェルナー・シュレーター映画祭2015の上映作品解説。
https://www.youtube.com/watch?v=9FtdD4xAOaA

解説時間
「アイカ・カタパ」2:20-/「爆撃機パイロット」20:00-/「マリア・マリブランの死」28:30-/「ウィロー・スプリングス」39:25-/「ナポリ王国」52:00-/「愚か者の日」1:06:30-

監督シュレーターはこれまでほとんど誰も成功したことのないことに成功した。 ——ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー

上映作品の解説はこちら

■上映スケジュール

4月23日(木) ※チケットは13:00から販売開始します。

14:10 「爆撃機パイロット」(100分)
15:45 「マリア・マリブランの死」(104分)
18:00 「アイカ・カタパ」(144分)

4月24日(金) ※チケットは13:00から販売開始します。

14:00 「ウィロー・スプリングス」(78分)
15:50 「オーストリア映画博物館にて」「ナポリ王国」(計146分)
18:50 「愚か者の日」(107分)

4月25日(土) ※チケットは11:30から販売開始します。

12:45 「爆撃機パイロット」(65分)
14:15 「マリア・マリブランの死」(104分)
16:25 「ウィロー・スプリングス」(78分)
18:10 「オーストリア映画博物館にて」「ナポリ王国」(計146分)


ヴェルナー・シュレーター
Werner Schroeter


1945年生まれ。少年時代よりオペラに親しむ。8ミリでの映画製作を経て、16ミリでパフォーマンスを記録した実験映画「ノイラージア」「アルジラ」をハンブルグ映画祭に出品し、多くの注目を集める。1969年、マグダレーナ・モンテツマを主演にむかえ、それまでの実験映画の集大成ともいえる長編第一作「アイカ・カタパ」発表。以後、オペラティックで魅惑的な作品を発表し続け、友人でもあるライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、ダニエル・シュミットらと共に新しい世代の映画作家としての地位を確固たるものにした。1972年以降は演劇やオペラの演出と活動の場を広げていく。2010年65歳で死去。


■各回入れ替え制
■全作品DVD上映
■「アイカ・カタパ」を除き全作品日本語字幕付き

■料金

一般=600円
ドイツ文化センタードイツ語講座受講生/アテネ・フランセ文化センター会員=500円

■お問い合わせ

アテネ・フランセ文化センター
03-3291-4339(13:00-20:00)

■会場

ドイツ文化会館ホール
東京都港区赤坂7-5-56
地下鉄 青山一丁目駅より徒歩5分
03-3584-3201

■主催

アテネ・フランセ文化センタ—
ドイツ文化センター
ドイツ文化センター