フリッツ・ラング Fritz Lang


1890年12月5日、ウィーン生まれ。画家を志してミュンヘンやパリで美術の修業を積むが、第1次世界大戦に出征して負傷。入院中に脚本を書き始めたのが縁でドイツ映画界入りし、1919年に映画監督デビュー。「ドクトル・マブゼ」 (22)、「メトロポリス」(26)など、ドイツ表現主義を代表する傑作を次々と発表し、ドイツ映画界きっての巨匠として世界的な名声と地位を不動のものとする。しかし、33年のヒトラー内閣成立直後、「怪人マブゼ博士」(32)がドイツ国内では公開禁止の憂き目に遭う。この年、ドイツをあとにし、パリを経由して34年に渡米。ハリウッドの商業体制下においても演出手腕に一層の磨きをかけ、数々の傑作を生み落とす。56年にアメリカでの監督生活を切り上げてドイツ映画界に復帰。3本の監督作を発表後、悠々自適の引退生活を送り、76年に死去。


過去の上映作品

ドクトル・マブゼ 第1部─世紀の賭博師 Dr. Mabuse, der Spieler 1922
ドクトル・マブゼ 第2部─犯罪地獄
  Dr. Mabuse, inferno des Verbrechens
 1922
ニーベルゲン/ジークフリード Die Nibelungen: Siegfried 1924
メトロ・ポリス Metropolis 1926
月世界の女 Frau im Mond 1929
M M- Eine Stadt sucht einen Mörder 1931
怪人マブゼ博士 Das Testament des Dr. Mabuse 1932
暗黒街の弾痕 You Only Live Once 1937
マン・ハント Man Hunt 1941
死刑執行人もまた死す[完全版] Hangmen also Die! 1943
恐怖省 Ministry of Fear 1944
スカーレット・ストリート Scarlet Street 1945
外套と短剣 Cloak and Dagger 1946
扉の蔭の秘密(扉の影の秘密) Secret Beyond the Door 1948
熱い夜の疼き(クラッシュ・バイ・ナイト) Clash by Night 1951
無頼の谷 Rancho Notorious 1952
ビッグ・ヒート 復讐は俺にまかせろ The Big Heat 1953
仕組まれた罠(人間の欲望) Human Desire 1954
ムーンフリート Moonfleet 1955
口紅殺人事件 While the City Sleeps 1955
条理ある疑いの彼方に(合理的な疑いを越えて) 
  Beyond A Reasonable Doubt
 1956
大いなる神秘 第1部 王城の掟/第2部 情炎の砂漠 
  Der Tiger von Eschnapur/Das Indische Grabmal
 1958